レッスンレポート/着物姿が一気に垢抜けました

こんちには!KIMONO DOORの齋藤です。

ブログへのご訪問ありがとうございます。

今日は、着物を始めて着てから約8ヶ月で着物姿が一気に垢抜けたある生徒さんの話を書きたいと思います。

 

着物を着るのって、そんなに難しくありません(^^

6回~10回のレッスンでほとんどの方が着物から帯結びまで一通り着られるようになります。

 

ただ、まだ頭で覚えている状態では手順が抜けたり迷ってしまう事もありますし、

布がフカフカして身体に沿っておらず着崩れてしまうこともあります。
自分の身体に沿うように馴染むように着るにはそこからもうしばらく繰り返しの練習が必要です
 
その生徒さんに初めてお会いしたのは去年の9月頃だったので1年と少し前。

月3~4回のペースで通ってくださっていました。

ご本人曰く「不器用でしかも忘れっぽい」そうで、最初の頃は手順を覚えるので精一杯💦と仰ってました。
それでもこちらのアドバイスにしっかり耳を傾けながら繰り返し練習を頑張ってくださってました。
 
残念ながら、コロナウィルスでの緊急事態宣言を受けて4月~7月はレッスンが休講に…。
 

その生徒さんは9月からまたお稽古を再開して下さいました。

「夏は結局暑すぎて浴衣も着られずで…」と仰っていて、ブランクもありますしまた思い出しながら着ていきましょう〜。という感じでスタートしました。
 
ところが、
こちらが口を挟む事もなく、スっ、スっと自然に素早く着物が着終わってしまいました。
もう迷いのない動きで、頭で覚えた事が身体に入っているのがよくわかりました。
お互い、「え?あれ?」とちょっと笑いました。
 
 
布がピタッと身体に沿ってしかも簡単にはズレない、「垢ぬけた着姿」に
 
茶道を習われているので現在は礼装に合わせる「二重太鼓」という帯結びを練習中なのですが、その練習後さらにびっくり。
衣紋や衿が最初に着付けたまま崩れていませんでした!
しかも二重太鼓を2回練習したのに。
これってすごい事です!
 
布がピタッと身体に沿ってしかも簡単にはズレない、「垢ぬけた着姿」に変わりました。
着付け師さんに着付けて貰ったような着姿です
 
手順を頭ではなく身体に身に付けるというステップと、美しく着る為の上半身の動かし方を身に付けるというステップを見事に超えてくださいました(^^。
都度フィードバックを受けながらの繰り返し練習でその成果が少しづつ少しづつ蓄積されて、一気に花開いた感じです。
 
適切なペースで適切なフィードバックを受けながら練習すれば、
約7ヶ月で「着物が着られる人」から「着物が美しく纏える人」にまで変われます。
もし着物を着てみたいと思ってる方はぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。
 
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