女性の袴|結び方の種類【緩まなせない裏技】でアレンジは自在

 
KIMONO DOOR

こんにちは!

川崎の着付け教室KIMONO DOOR齋藤です。
ブログへのご訪問ありがとうございます!
大学の卒業式シーズンが近づいてきましたね。
2021年は今のところ式典を執り行う段取りで進められている大学が多いようで、
ありがたいことに私もお着付けをさせて頂く予定が入っております。(去年や中止の大学が多かったですね😢)
 
本日は、
袴を着付ける場合の最重要事項である「緩まない・落ちない」為の紐の結び方についてをピックアップしてお伝えして、
最後に仕上げのアレンジもご紹介します。

袴のリボン部分の紐の締め方・結び方

 
着物の着付けや袴の着付け自体は、YouTubeなどで分かりやす動画が沢山上がってますので、そちらをご参考にしてくださいね!(私も今後作ってみようとおもいます😚💦)
 
今回は袴着付けで一番重要な”後ろ側”が滑り落ちてこないようにするコツをピックアップしてお伝えします。

① 背中の帯結びから袴が滑り落ちないように

 
写真の後ろ板の部分が外出先で滑り落ちてしまうと大変です。
この部分の内側の真ん中に小さなヘラが付いていて帯の間に差し込めるようになっている袴もありますし、付いていないものもあります。
でもどちらにしても、ここから繋がる紐の結び方が緩いと崩れて滑り落ちてきてしまいます。
 
まずは、両脇下から紐を前に出したらグーッと前に引っ張って後ろの板部分を背中にピタッと密着させてください。
 

② 左胸下で一度結びます

 
写真のように、着付ける人の横側に立って締めます。
コツは、自分から遠い方の手で持つ紐は動かないようにして、体重を使って手前の紐を引き寄せるように引っ張ることです。
腕の力だけでは限界があるので、身体を使って締めましょう!

③ 裏技:クリップを使います

 
着付けに慣れている人は、ここから結び目が緩まないようにしながらリボン結びをしてしまうのですが、慣れない方はリボン結びをしようとする間に結び目が緩んできてしまいがちです。
なので、ここでクリップを使います。
洗濯ばさみだと強度が弱いので、大き目のダブルクリップがおススメです。(着物クリップがあればベストです)
②でギューッと締めた位置から動かないように、一度片手で紐を束ねて持ちます。
そして写真のように袴の前板と、結ぼうとしている紐をクリップで留めます。
反対側も手を持ち換えて同じように留めます。
後は落ち着いてゆっくりリボン結びにしてください。
リボン結びの後は余った紐を結び目の下から上に通して、結び目を隠して整えます。(余った長さによって2~3回繰り返します)
 

袴紐の仕上げ方のアレンジ

クリップを留めてリボン結びまでできた後、余った紐を写真のようにロゼット風にアレンジもできます。
式典で着る場合は、腕が当たる部分なので崩れてくる可能性が高いのでおススメできませんが😅
ご自宅でお写真を撮る時などに可愛いと思います❣
袴紐の仕上げをアレンジする場合は、半幅帯の結び方のバリエーションを参考にすると色々と可愛く作れると思います!

まとめ

 
袴は殆どの方の場合、着付けもセットでレンタルするか、美容室などで着付けて貰うこと多いと思います。
でも外で着付けて貰うと荷物や着付けの時間に合わせたスケジュール調整も大変なので💦
お家でご家族がお着付けをして直接送り出したいと思われる方もいらっしゃるのではないかなと思い、こちらの記事にコツをまとめてみました。
 
着付け師はこのタイミングでクリップは使いませんが、着付けの初心者さんや着付けに慣れない方にはおすすめの裏技です(^^
大事なのは仕上がりがキレイてあることと崩れない事です。
着付け専用品でなくてもお家にある道具を上手く活用して着付けをしてみてくださいね。
(このクリップ使い、夏の浴衣の半幅帯を結ぶときにも応用できます♪)
 
ぜひご参考にしていただければ幸いです✨
 

~川崎の着付け教室KIMONO DOOR ご近所スポットご紹介~
厄除けで有名な「川崎大師」は教室から徒歩10分ほどの距離にあります。
普段はのんびりとした静かな雰囲気で私もよく散歩していますが、
初詣の参拝者数は全国でもトップクラスなのだそうです!
川崎大師はお着物を着て出掛けるのにピッタリな場所です。
境内には五重の塔や「鶴の池」があり、着物でも撮影も映えます✨
 
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