こんにちは。川崎大師近くの着付け教室KIMONO DOORの齋藤みずほです。
ブログへのご訪問ありがとうございます(^^
講師をしていると、「反物から誂えている着物ばかりなのかと思っていた」という風に言われることもあるのですが、
全然そんなことありません。
リサイクル着物も楽しく活用しています♪
今日はその「リサイクル着物」との出会いの楽しさが伝わればと思い、
手持ちの「色大島」というお着物の事について書きたいと思います。
着物を着なくても殆どの方が”大島紬”という名前を聞いた事があると思います。
国の「伝統工芸品」に指定されていて「世界三大織物」の一つでもあるので、
着物を着ない方でも名前は知っているくらい有名ですよね。
写真は、大島紬のバリエーションの一種である「色大島」という着物です。
通常、大島紬には「泥染め」という染色工程があります。
文字通り泥で糸を染めるので、出来上がる反物はすごく渋めの色が主で、
黒~茶褐色、藍が使われた紺色系も多いです。
大島紬の成り立ちや製作工程はこちらのサイトが詳しく載っています。
http://www.tumugi.co.jp/tsumugi/oshimatsumugi.html
本場の大島紬は手間暇がかかっている分とても高級なものなのですが、
昭和期に爆発的に流行って大量生産されたので、お家にあったりリサイクル店にも必ず置いてある着物でもあります。
また箪笥に眠るのでは意味がない
私も初心者の頃にまずは藍色系の大島紬を買いました。
でも伝統的な柄の影響もあるのか、当時の私には渋すぎて実はなかなか着こなすのが難しかったんです…
結局、あまり袖を通すことがありませんでした。
また箪笥に眠るよりは気に入った誰かにまた着て貰もらった方が良いと思い、手放しました。
でも大島紬のツヤ感とか、軽くて着心地が良いところが大好きで。
大島紬には、その「泥染め」をしないものもあって、「色大島」や「白大島」と呼ばれます。
それなら私でも着こなせるのでは?!と思って、好みの物をゆるっと探していた時期がありました。
一目惚れの出会い✨
そんな時にリサイクル店で見つけて一目惚れした白い大島紬の着物です。
白地ベースに縦ラインの蔦柄がツボでした
日本全国には様々な歴史のある着物の産地やブランドがあります。
それにこだわって着物を選ぶ方ではないんですが、やっぱり着ると背筋が伸びるような気持ちになれます。
長い間大島紬が受け継がれて来たのは、それだけ愛される理由があるのだと思います。
時代のニーズに合わせて、白い大島紬や、化学染料も使われた色大島紬も産み出されてきたそうです。
反物から自分のサイズに合わせてお仕立てすることも特別感があって嬉しいものですが、
リサイクルでの「これ好き!サイズも合う!買えるお値段!」という出会いも着物ならではの楽しさです
どちらもあってどちらもいい!と思っています。
リサイクルだけど未着用品?
リサイクル着物って「未着用品」も結構あるんです。
着物って仕立てた時に「しつけ糸」が付いた状態で納品され、その糸を自分で解いてから着るのですが、
その糸が解かれないまま手放されたものが「未着用品」です。
好みでサイズのある未着用品を見つけたらラッキーという感じです♪
生徒さんには私がよくパトロール(笑)しているリサイクル店をご紹介したりもしています。
リーズナブルに着物を楽しむのに欠かせないリサイクル着物。
探し出すと楽しくてキリがない危険もありますが(;^^)
リサイクル着物を上手く活用しながらお着物を楽しんでください♪
私もまだまだ楽しみます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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