失敗から学んだこと!足袋の選び方

KIMONO DOOR
こんにちは。KIMONO DOORのブログにご訪問いただきありがとうございます!
最近、「コンフォート原則」という言葉をよく耳にします。
長く使うもの・日常を快適にしてくれるものにお金をかける、という考え方だそうです。
着物に当てはめると、中に着る下着類や歩行に欠かせない草履や足袋がそれに当たるのではないかと思っています。
今日は、「足袋の選び方」について書きたいと思います。

サイズが合わない足袋が引き起こすデメリット

実は、小さすぎる足袋を履いていて指の股に血が滲んでしまった経験があります。
逆に大きすぎて足首がカパカパで、止めたはずのコハゼ(留め金具)が歩いているうちに外れてしまっていたことも。
大きすぎると歩く度に足袋の中で足が動いてしまうので、とても疲れることも分かりました。
私の場合はストレッチ足袋も長時間の歩行には合わないかなぁと思っています。(長時間歩いちゃうからダメなんですけど)
普段痛くならない部分が筋肉痛になる感じでした💧
正座をする時には伸縮性のあるストレッチ足袋が楽だと思います。

足袋のサイズってどうやって確認するの?

足袋を買うとき、ネットだと試し履きが出来ないので届いてみるまでサイズが本当に合っているか分かりません。
更に、私のように履いただけなら合ってるように感じたのに、歩いてみると不具合が出ることもあります。
百貨店の呉服売り場だと足袋の試し履きが出来るところも多いですが、対応してくれる店員さんが普段着物を着る人じゃなければアドバイスはして貰えないかも知れません。
(大体のお店は売り場にアドバイザーの方もいらっしゃいますが、忙しそうだと声かけづらいんですよね…)
 
一番安心なのは、足袋専門店さんでプロに合う足袋を選んでもらう事です。
足の形って、人それぞれ結構違うそうです。
足裏の長さ以外に、甲の高さ、幅、指の長さ、足首回りの長さ…など。
専門店では、様々な足の形に合わせた足袋を作っています。
 
全国の百貨店の催事に出店もするので、そこで足の形を計測して合う足袋を見立てて貰えます。
遠方で行けない方も、足袋専門店のオンラインショップなら各部の採寸表が載っているので自分で計測できるので合う足袋が選べると思います。

足袋のコハゼ(留め金具)のこと

コハゼの数は普段着なら4枚でも5枚でも好みで、フォーマルなら5枚がおススメです。
因みに、コハゼ(留め金具)を引っ掛ける「掛け糸」は2列並んでいますが、もし2列とも掛けると足首が締まって痛い場合は一列だけでも大丈夫です。
と、昔足袋屋さんに教えてもらいました。
私、元は足袋屋さんとして創業した某有名靴下メーカーの足袋、足のサイズは合うのです。
でも足首が太いために掛け糸が1列しか引っ掛からないという事実に悲しみがあり…個人的にはやはり2列ともに掛けられる足袋が欲しいと思っています😢。

最後に

草履や下駄で歩くって、歩きなれない内は少し疲れると思います。
私が着物を始めたばかりの頃、「履ければいいかな」と後回しにしてしまった足袋ですが、ちゃんと足に合う物を選ぶとお出掛けの快適さが違います。
初心者さんはもし着物でお出掛けできるようになったら、足袋のサイズ感も確認してみてください。
少しでもストレスを感じない足元で秋のお出掛けを楽しんでくださいね🍁
 
最後に足袋の色柄のことを少し。
フォーマルシーンは白足袋が基本ですが、
遊び着であれば色物、柄物、レースなど様々あります。
白足袋の色合いも実は、青み掛かった白、オフホワイトなど色々ありますが、好みで大丈夫です。
 
おしゃれは足元からといいますので、足袋も一緒にコーディネートすると楽しいですよ😆♪
 
最後までお読みいただきありがとうございました!
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